先人からの教え
①家について
〈家にまつわる注意事項〉
* 道路に囲まれている場所は建設を避ける
* 北向を避ける(門口)
* 四棟(ユムネ)の建築はしない
* 門口は北向を避ける
〈呼び方と利用場所〉
* ウムテ (母屋)(大広間)
お祝い事、 来客、大勢の人が集まるとき
部屋についてはウムテンマ(大広間)、サルマ、ゐンクダ(上クダ)、サンクダ(下クダ)があった
* ネースー
食事所、寝室
* ウスムトウー(台所・炊事場)
昔は薪でしたので炊事、 芋煮、葉サー餅等を作る場所
〈門口と仏壇〉
* 門口から直接仏壇が見える所は場所はずらす
* 門口と玄関の中間に見えないように工夫する
〈棟上げ祝い〉
* 米、 塩、 小魚 (ジャコー) を棟柱に供える
* 弓矢を南向きに取付ける(魔除けと思う)
* 中柱の下にお金、お米をそえる
〈落成祝〉
* 祝い節(朝花)を唄って始まり、その後八月踊りを、 中柱を回りながら三曲ぐらい踊る
* 新築された方々は、 翌年一月二日に棟梁宅に挨拶を行う(焼酎と祝金持参)
〈屋号〉
本多 養助→ゐー
本多 輝男→ムケー
岡村 蓉子→ウヤドゥ
吉原 もとずる→ウフヤー
長谷 悦男→メンヤー
禎 正利→ナーマンジョー
教員住宅→トゥネイ
伏見 一彦→ニシ
折田 国雄→ウッス
東 瑞三→ゐームンニャーグスク
公民館→ミンジョウ
東田 今雄→ゐーマ
玉利 彦三→ゐタリー
中尾 勝→ナンヤー
西島 昭雄→シム
②雨にまつわる言葉について
* 朝焼けは雨が降る・反対に夕焼けは晴れる
* 朝ちゃり(朝天気が良く、 洗濯類を干して出たところ雨にあう)
* アマガエルがなく
* 雨ふらさートンボが飛ぶ
* 月に雨傘(輪)がかかる
③台風について
現在は衛星で進路、強さ等わかり対応が早く出来ますが、
昔はカヤぶきであり戸締まりの準備 (竹、ロープ等)で大変でした
〈台風の進路や規模の予想〉
* クモとハチが低い所に巣を作る
* 北風が吹くと進路にあたり、被害が大きい
* 数日前から夕焼けが空全体が赤色に染まる
* 海が鳴ると台風が来る
* 沖に波が立てば台風が来る
* 台風の目が通過後は吹き返しが強い
④お金にまつわることについて
* 商売人はカンマ (朝)からハニ(金) はいじゃさん
* 屋敷内に出入口をたくさん作るとお金も出る
* 豆腐屋と髪結いはつぶれない
* 元日は掃き掃除をしない(神様を追い出さない)
⑤嫁取りについて
* 結納時は3合酒(デー)とそうめんや紅白餅を持参(現在ではなすと結納品)
* 結納金は給料3か月分・ご縁で5が付く数であわせることもあった
* 首ぬいっちゃさ(首が短い)マリぬうびさん(お尻が大きい)うなぐむらい(女性を貰え)
⑥選挙広報について
* 出発式には、 ティダ (太陽)に向かって走れ
〈集落から選出された議員〉
豊島林三・本多養助・伏見厳・西島昭雄
⑦葬式について
* 昔は友引は避けていた(万一友引の場合は藁人形を隣に入れて身代わりにした)
* 準備等には、 やしろ作り、左縄縫い、 穴掘り、料理つくり等分担していた
* いとこのこどもは、はたみら(担ぎ手)と言われた
* 死亡した人の見分け方は男は白布、女は紅白の旗を掲げた
* 墓への道中は神社前を避け迂回して向かった
